薄毛とは髪の毛の量が減って地肌が見えてしまうことです。髪の毛の本数は変わらず一本一本の毛が細くなってしまう場合と、髪の毛自体が抜け落ちて本数が減ってしまう場合があり薄毛を改善するためにも 薄毛についての疑問をお答えします(^_-)-☆
Q1・なぜ薄毛になっちゃうの?薄毛の原因は?
髪の毛は毛乳頭の血管から栄養を補給して成長していきますが、毛乳頭に流れる血液量が減ることによって髪の毛の成長が鈍り 薄毛・抜け毛になります。頭皮の血行不良は 成長などで頭皮が突っ張って血管を圧迫してしまう場合や 冷え症によるホルモンバランスの乱れなど体質的な要素の他、髪の毛のカラーリング・ダイエット・髪の毛自体の重み など後天的な要因が影響している場合もあります。
Q2・お父さんもおじいちゃんも薄毛!やっぱり遺伝?
実は男性の薄毛に関係する遺伝は 2つあると言われています。ひとつは「5a-リダクターゼ」という還元酵素の遺伝で男性ホルモンをより強力に変えてしまいます。もう一つは、この男性ホルモンに敏感に反応してしまうかどうかの感受性の遺伝です。この強力な男性ホルモンに交換する働きが強いと「ジヒドロテストステロン」が効きすぎて原因になり それを敏感に反応してしまうと 薄毛のスイッチが入ってしまうようです。
Q3・女性ホルモンが減ると、なんで薄くなるの?
薄毛の原因には男性ホルモンが影響すると言われていますが、女性ホルモンは男性ホルモンをおさえる働きもあるようです。さらに女性ホルモンは髪の毛の成長期を長くすると言われていますので、女性ホルモンが減少すると強い男性ホルモンを抑えることが出来ず薄くなります。
Q4・なぜ おでこの生え際がハゲてくるの?
おでこの生え際や つむじ周りの頭頂部の毛乳頭細胞には、男性ホルモンの影響を受け取る場所がありますが 後頭部などにはこれがありません。薄毛になってきた方でも後頭部の髪の毛があるのは その部分の毛乳頭細胞に男性ホルモンの感受性がないからです。また男性ホルモンが原因で太く長い毛が再生されず細く短い毛になってしまう状態は、髪の毛の成長期が短くなり毛根自体が小さくなってしまうことによっておこります。
Q5・白髪のひとは薄毛にならないってホント?
毛根には髪の毛を作る毛母細胞と色素をつくるメラノサイトという色素細胞があり、毛母細胞がダメになれば薄毛に メラニン細胞がだめになると白髪になると言われています。白髪に関係している細胞と薄毛に関係している細胞は別ですので白髪のひとは薄毛にならないということはないようです。しかしどちらも頭皮の血行不良が原因でおこり 老化による血行不良はゆっくりと進行しますが 男性ホルモンの影響を強く受けた時は一気に薄くなります。